https://sawakami.blog/2023/11/運用ビジネスの高度化?.html
こちらのブログを読みました。
預かり運用資産が1300兆円もある運用会社は私ならブラックロックだと思います。1050兆円がバンガードグループ、フィデリティが670兆円
私も巨額ファンドはプログラミングつまり自動化して運用しているはずだと思います
しかし私の様な方針でプログラムするプロは存在せずに、会長が仰られる様なプロは正常に機能している前提でプログラミングされているのかも知れませんね
最近は私もブラックロックは潰れると思っております
私は自分の運用ノウハウにしか興味がないので
どちら様が破綻だの、どうなろうと日本での出来事以外は興味はありませんし
また海外での破綻も
起これば24時間以内に解析致しますので
そこに問題はありません
コンピュータ化する運用は市場がどうなっていても殆ど関係ありません
澤上会長は
「高度にコンピュータやAIを活用するにしても、世界の金融マーケットが正常に機能していてのことだ。」
と申しておられますね
確かに市場がパニックを起こせば図体がデカい運用者集団は全力売りをかましてパニックの原因になる可能性は否定出来ません
しかしコンピュータとは使う人間の加速エンジンやら翼になる存在であり、コンピュータ運用とは何か?と言う事を
自動化とは何か?を最近受け入れた私としては
会長はコンピュータによる運用導入実務に関わっていないのではないか?と思ってしまいます
私は会長の言葉で1番引っかかるのが
「金融マーケットは酷い混乱に陥ろうが、人々の生活をベースとした実体経済はなくなりっこない。」
この言葉なのです
ここにおおきな疑問符を抱えました
2つの発生している私の疑問符について
私の視点は
ブラックロックは2023年10月に130億ドルの資産純流出が報じられ、
2023年1月から500人の人員削減に入っており
これらはファンド運用はリスク回避よりも
攻撃型でリターンを上げる事で防御なく突っ込んでくる形の運用方針は私も聞いているので
きっとプロは再現性やリスク低下など考えていません
リターンを上げてリターンに対する報酬を貰う形にする人間が多いとは思います。
つまり会長が言う巨大ファンドが市場の混乱に弱いと言う指摘は本当だろうと考えます
この1つ目の問題については肯定します
次に
「金融マーケットは酷い混乱に陥ろうが、人々の生活をベースとした実体経済はなくなりっこない。」と言うロジックには多いに異論があります。
GDPが高い国は
アメリカやら日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリアやらは少子高齢化に入っています
日本の少子高齢化について何度か澤上投信さんにお尋ねしたと思いますが
私の視点である
日本国民は
今後10年から20年で人が3000万人前後死ぬこと。
出生数見込は20年で1500万人前後である事
つまり需要と消費が減る事が問題である事
また今後40年以内に人口は出生数を考えても
1億人を完全に割れる事
因みに40年間の死者は5000万人前後、出生数は2500万人前後であると考えています
つまり、足下の生活の基礎である消費と需要
及び生産性はグラついているのに世界的に地政学的リスクが高まっています。
地政学リスクは物価高トレンドを継続し
「人々の生活をベースとした実態経済」は衰退して行きます
また信用の拡大が豊かな世の中を作る事に対し
物価高トレンドと金利の上昇は
信用拡大を大きくしません
これは「人々の生活をベースとした実態経済」の成長の阻害、株価の上昇を
難みます
また地政学リスクは日本だけが例外でしょうか?日本には難民の流入や軍事紛争の始まりに対し対策が本当にあるのでしょうか?
移民難民が流入しているヨーロッパを見たら
とても不幸な出来事に溢れており
これは少子高齢化問題を抱える日本とは非常に相性が悪くて治安の悪化が指数関数的に上昇すると考えるのは簡単です
「人々の生活をベースとした実態経済」がなくなりっこない、これは正しいのですが
10年から40年後の「人々の生活をベースとした実態経済」は現状と同じ評価ではない
「人々の生活をベースとした実態経済」は必ず何処かで衰退が始まっており
それが何処で止まるか?と言う事を現状で判断出来ない
と言う判断をしております。
つまり「人々の生活をベースとした実態経済」に必要なものは
①市場を守る軍事力が強いか?
②人口を管理出来る仕組みがあるのか?
③エネルギーの供給が安定しているか?
④物価は安定しているか?
⑤社会に存在する債務残高と金利は持続可能なものか?
⑥GDP成長からCPIを引いた実質成長は続いているか?
となる。つまり日本の衰退やインフレについて
終了していない場合、「人々の生活をベースとした実態経済」が地政学リスクやインフレが終わったならば
初めて買いを検討出来るが、衰退は続いているので、それをどう考えるか?と言われたら
これらの話に対して対話はありませんし
かつ、
澤上篤人会長は
ごちゃごちゃうるさい話をするならお前の勝手にしろ、と言う対応をされる方だと認識しております
投資に対しては
澤上投信の戦略及び理念構造
これらは非常に素晴らしく、幾つもそのロジックを吸収し自分のものに致しました
彼らは非常に賢いので私の考えている全ての日本のリスクにリスク回避策を取っていると考えています
しかし表明だって出しているアウトプットには
私の視点から疑問符が多すぎる
それは疑問符からリスクに昇華すると考えています
プログラミングつまり自動化とは何か?
について、これはプログラミングを扱うパイロット用に組まれおり、パイロットの能力を上昇させる為に存在しているものがコンピュータであり、運用者が自ら自動化を設計しなければならないと言う私の視点から疑問符があったものの、最近の運用者は雑に攻撃型の運用をしているのを聞いているので会長の発言をこの市場の混乱時においてパニック売りが始まると言う点は否定せず、
「人々の生活をベースとした実態経済」とは
利益を生産するが
日本の「人々の生活をベースとした実態経済」はPERFECT PROPERTYか?
私はそう思わない
と言う判断をしている